2025年4月から放送のドラマ『対岸の家事』。
さまざまな環境での家事と育児をテーマにした『対岸の家事』に、「自分のことかと思った」という声が上がっています。
そこで今回は、ドラマ『対岸の家事』に共感の声が止まらない理由と、人気爆発の背景を徹底調査しました。
【対岸の家事】共感が止まらない理由3選!
【対岸の家事】共感が止まらない理由を見てみましょう!

- 専業主婦もワーママもどっちも悩みがある、どっちも大変、どっちもしんどい
- 心えぐられるタイプのドラマ。夫が話を聞いてくれない孤独vsワンオペのストレス、どっちも分かる。
- 大人と喋りたい。って分かり過ぎる。とにかく子育て中の大人と友達になりたいよね。
このような共感の嵐が止まりません。どうしてこんなに共感されるのかを見てみましょう!
①子育てしている専業主婦のリアルすぎる生活
対岸の家事1話観た〜!
— めぐみ☺︎7m🦖自宅保育 (@megumi_m12a28) April 8, 2025
支援センター行って育休組の輪に入れなくて帰るところが刺さりすぎた…😭
大人と話したーい!ってところもめちゃくちゃ共感したし、2話も観ます🙋🏻♀️
このドラマを観ることで、大人と話したい気持ちが少し和らいだ☺️
多部未華子が演じる育児中の専業主婦の生活に共感する声が溢れています。
「専業主婦はおかしい」「支援センターで、いきなり保活の話を振られていたたまれなくなる」「話す相手が居なくて、頭の中で会話を展開している姿」「大人と話したい」
なによりも、「自分で専業主婦を選んだとはいえ、こんなにつらいなんて…」と思ってしまうところに涙を流した人も多いのではないでしょうか。
育児中の専業主婦の生活がリアルに描かれていますね。
悪いことをしているわけではないのに、「イマドキ専業主婦なんておかしい」「専業主婦は時間があっていい」「専業主婦のくせに」という声は、直接言われることは無くても、テレビやSNSでたびたび話題に上がってきます。
子ども中心の生活をしている専業主婦だからこそ、大人の世界に踏み入れる機会が少ない状況。
専業主婦のリアルは、仕事している人からは理解できず、「楽そうに見える」ことから、つらく当たられてしまう姿を、多部未華子さんがすごくリアルに演じていますね。
②ワーママのリアルすぎる生活
Xより引用
対岸の家事、共感の嵐だった。
— やだもん☺︎︎🎀3y (@enene___n) April 6, 2025
江口のりこみたいなママ、たくさんいると思う。
私も一時期あんな風に追い詰められてた。
子どもにおもちゃ片づけなさいって怒鳴るシーンとか、わかりすぎて涙出た。
専業も兼業も、主婦は孤独だし大変だよね。
ワーママ役の江口のり子さんの姿に共感しているという声もたくさん上がっています。
玄関前で立ち尽くしながらの「ゲームオーバー」というつぶやき。
夕ご飯をなかなか食べない子供に怒鳴ってしまう姿。
兄弟2人が同時に泣き出してカオスな家。
共働きが多数派になっている今、江口のり子さんの姿に自分を見ているような気持ちになった方が多いのではないでしょうか。
保育園の送迎のバタバタ、出勤中の保育園からの呼び出し、散らかったままの家、ベランダから落ちそうになる男の子、なんといっても親切を素直に受け入れる余裕もないギリギリの精神状態…
もう、「分かる~!」という声が嵐のようです。
ストーリーだけでなく、江口のり子さんの演技もうますぎることから、「今まさに自分のいる状況」を客観的に見ている人も多いのではないでしょうか。
③令和の育児事情が反映されている

『対岸の家事』は、専業主婦/ワーママ/育休中のパパ、という令和のいう育児環境が舞台になっています。
今後ドラマが進むにつれて新たに登場する人物も含めると、育児中の方であれば、どこかに当てはまるのではないでしょうか。
異なった環境でありながら同じ時代に子育てをしている方の、『令和のリアルな育児事情』が反映されているからこそ、視聴者の心をわしづかみにしていると考えられます。
「対岸の家事」第一話をやっと観た。
— まきんこ (@makinko_metal) April 8, 2025
江口のり子役のワーママにめちゃ共感。
朝の戦い、熱で呼び出し、周りに謝り倒して早退。ご飯の準備や家事に追われて、子供に振り回させて、、。
余裕が全くなくって、子供にも怒ってしまって、自己嫌悪の日々。
専業主婦もそうだけどワンオペは本当にキツイ。
年金や控除の点で度々叩かれてしまう「専業主婦」は、時間に余裕があり、家事を丁寧にできると思われます。
実際には、24時間こどもと一緒で自分の時間はほぼゼロ。大人と話さない日が続き、自分だけが別の世界にいるのではないかという感覚に陥ることも。
仕事も子育て、家事にも奮闘している「ワーママ」は、とにかく時間との闘い。ママの時間を考慮してくれない育児に、疲れ果て、同僚には理解されず、「自分でやらなくちゃ。完璧にやらなくちゃ。まだできる」とどんどん追いつめられる現状。
周囲ではまだ浸透していない「男性育休」。仕事と違い、計画通りに進めることのできない育児生活。子育て中の知り合いを作りにくい環境、生き生きと仕事に復帰した妻の姿。
『対岸の家事』でみる令和の育児環境は、どんな環境でも「しんどい」ことが分かります。
多部未華子さんが明るくかわいらしいママを演じていることで、明るいく見えますが、令和の子育て環境の過酷さを客観的に見ることができるドラマになっているのではないでしょうか。
【対岸の家事】人気爆発の背景を徹底調査!
【対岸の家事】人気爆発の背景を徹底調査しました。
Xより引用
ドラマ『対岸の家事』の人気爆発の理由は、多部未華子さんが言っていたように、
『どこかにいると思ってた。こんな風に話ができる人がいるって』
という言葉に尽きるのではないでしょうか。
専業主婦でもワーママでも、育休中のパパであっても、子育て中心に生活している人にとって、同じ目線で話ができる存在がどれだけ大切な存在なのかと感じました。
結婚していても、激務でほとんど家にいないパートナー。家族の時間を増やそうとすると収入が減る体制。激務でも女性に家事育児の負担が集中する社会の在り方。
令和の子育て世代は、『人に迷惑をかけないように。自分のことは自分でやりなさい。』と言われて育った世代ではないでしょうか。
子育てをしていると、どうやっても人に迷惑をかける事態がありますし、自分のことを自分でできない現実もあります。
・自分ひとりでは対応できない状況で頑張っている姿と、どうしても手が足りなくてゲームオーバーになりそうな自分。
・こんな人がいたらいいなという理想。
・多部未華子さんのママ姿がかわいすぎて、こんなママになりたいという憧れ。
このような、言葉にできないけれど実は心の中で感じている姿を客観的に見ることのできるドラマだからこそ、『対岸の家事』の人気が爆発しているのではないでしょうか。
まとめ
【対岸の家事】共感が止まらない理由3選!人気爆発の背景を徹底調査しました。
令和の子育て世代のリアルな姿を描写した『対岸の家事』。
専業主婦やワーママ、育休中のパパなど違った環境ではありますが、声にならない『声』を表現してくれるドラマに、共感が集まっていることが分かりました。
今後の展開も楽しみにしたいと思います!